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連載コラム
『カウンセリングルーム ~LQP事務局に寄せられるコメントから~』

第3回「自分は役に立っていますか? Vol.2」

「求められるところで働きたい」

前回の相談室の内容「自分は役に立っていますか?」では、コミュニケーションの不足などが見られましたが、そもそも「自分が必要とされる」ことへの強い意識は、特に最近の若手に多いのではないかと感じています。

ある会社の新卒採用担当から聞いた話では、内定を出した学生から「別の会社に決めた」と返事があり、理由を尋ねたところ、「その会社からは、熱心にうちに来てほしいと言われ、自分が必要とされていると感じた」とのこと。

なるほど。

確かに、「必要とされる」方がされないより嬉しいですし、自分の能力が発揮できる気もします。また「誰かの役に立つ」ことは何にも代えがたい「やりがい」になることも納得できます。

ただ、時々心配になることがあります。

「あなたが必要だ」「あなたに感謝している」と、もし誰からも言ってもらえなかったら、その言葉を支えにしている人はどうなるのだろう、と。

いつか、相手に「感謝の言葉をもらう」ことが目的になってしまわないだろうか。

「こんなにやってあげているのに」という不満に変わってしまわないだろうか…。

自分のモチベーションを、相手の言葉に委ねてしまうようになり、先に述べたような「自分は必要とされていないのでは」という疑念に駆られてしまう人が多いように思います。不安な気持ちで相手の行動を待つだけの状態は、非常に苦しいでしょう。

客観的に自分の仕事を評価することはもちろん必要ですが、「必要とされていないのでは?」と不安になるよりも、「必要とされるには、もっと何ができるだろう」と前向きに考えられると良いですね。

『カウンセリングルーム ~LQP事務局に寄せられるコメントから~』

第1回「大掃除は、私の契約内容と全く関係ありません」
第2回「自分は役に立っていますか? Vol.1」
第3回「自分は役に立っていますか? Vol.2」
第4回「自分は役に立っていますか? Vol.3」
第5回「管理職のメンタルケアにも目を向けていますか?」
第6回「【採用難】時代の人事と現場のギャップとは」
第7回「コンプライアンスは誰のため?」
第8回「失って初めてありがたみが・・・」

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