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連載コラム
『カウンセリングルーム ~LQP事務局に寄せられるコメントから~』

第4回「自分は役に立っていますか? Vol.3」

「貢献してくれているよ、ありがとう」

「自分は役に立っていますか?」シリーズのVol.1では、比較的若手社員とのコミュニケーションで多く見られる「必要とされたい」という思い・態度について書きましたが、多くの方から「うちでも同じようなことがあった」「自分の周りでも目にする」と反響をいただきました。

世代の傾向なのか、もしくは「上司と部下」「先輩と後輩」にありがちなことなのか、断定はできませんが少なくとも最近顕在化してきているのは確かです。

筆者の友人は、新入社員から「自分は褒められて伸びるタイプなので、もっと褒めてほしいです」と、真剣な顔で言われたとのこと。
まだ一人前の仕事もできるかできないか、という状態で、指摘の仕方にも気を遣うくらいなのに…。自分の新人時代には考えられない…と、大いに戸惑って、苦笑いしながら話してくれました。

そのような部下には、どうすれば良いのでしょうか。

私は心理学の専門家ではありませんが、少なくとも「人材を育てる」という目線から考えると、上司・先輩方には、まずは「褒める」「感謝の言葉を口にする」ことを実践していただきたいと考えます。

月並みかもしれませんが、

・(上司側の水準ではなく)本人の目線で「できなかったことができた」時は、褒めるに値する、と考える
・どんなに小さくても良い点を見つけてあげて褒める、認める
・指摘は具体的に行い、こちらが感情的にならない

そして何よりも
・「ちゃんと見ている」ということを本人に伝える。間違っても、「普段放置しておきながら、時々目についたところだけを叱る」ことが無いようにする
 
といったところでしょうか。

ただし、まだ戦力としては半人前、こちらの期待値に届かない若手社員に「いつも貢献してくれてありがとう」というセリフはなかなか出せない…という方も多いでしょう。(そもそも多くの方にとって、あまり使わない言葉ですよね)

また期待値に達していない状態で褒めてしまうことで、本人に「これくらいで良いんだな」と思わせてしまい、その後の成長に弊害が出るのでは?という心配の声も聞こえてきそうです。

もちろん根拠なくただ褒めればよいということではありません。

大切なのは、

・「褒めるに値する根拠があること」(本人の自覚のあること)
・「本人が取った行動に対する具体的内容であること」(例:○○さん。先日、素早く対応してくれてとても助かったよ! など。)
 

ぜひ実践してみてください。

『カウンセリングルーム ~LQP事務局に寄せられるコメントから~』

第1回「大掃除は、私の契約内容と全く関係ありません」
第2回「自分は役に立っていますか? Vol.1」
第3回「自分は役に立っていますか? Vol.2」
第4回「自分は役に立っていますか? Vol.3」
第5回「管理職のメンタルケアにも目を向けていますか?」
第6回「【採用難】時代の人事と現場のギャップとは」
第7回「コンプライアンスは誰のため?」
第8回「失って初めてありがたみが・・・」

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