研修の目的と当日の様子

2016年1月下旬、宮城県のテレビ放送局様で「マネジメント力強化研修」を実施し、32名に受講いただきました。

こちらの企業様は、某民間キー局の基幹局として、民間テレビジョン放送を行っています。様々な部署・人が絡み合って仕事が成り立っている中で、意見など発信は活発な社風ではあるものの、

  • 「指示や依頼内容があいまいであることから、希望した形にならないことがある」
  • 「相手を尊重しすぎて、いつも人の意思決定に従ってしまう」

など、全体として、伝達方法や優先順位のつけ方に課題がありました。

【研修実施レポート】1/24(金)大手テレビ放送局様「マネジメント力強化研修」

そこで今回は、コミュニケーションや指示、意思決定スキルを身につけることによって、より強固な組織を作るべく、インバスケット演習を中心とした「マネジメント研修」をテーマにした、準管理者向けの研修を実施いたしました。

インバスケット演習とは、意思決定が必要となる案件を一定時間内に大量に処理する個人演習で、「上司からの指示」「部下からの相談」「他部署への交渉」「顧客からのクレーム」など、職場で起こりえるシチュエーションが設定されており、その業務遂行を受講者が当事者として行うものです。

受講者の方々は、研修の冒頭では、新しい取り組みにやや緊張感も見られ、反応や表情の硬さが散見されましたが、演習を進めるごとに緊張感も解れ、後半は質問や発言を積極的に行う様子が見られました。

インバスケット演習を通じて、

  • 他のメンバーの処理方法、考え方に接し、多面的な考え方や価値観に触れることにより、自身の変化に対する行動傾向を知ること
  • 他のグループの処理内容と比較・検討し、リーダーとして最も望ましい仕事の進め方・意思決定は何かを理解すること
  • 自己の意思決定の特徴と今後の課題を見つけること

上記3点を習得し、受講者は納得感を持って自身の現状の課題を受け入れていました。

インバスケット演習の能力発揮の度合いを、自己評価、メンバーからのフィードバックの形で行ったことより、自分の強み・弱みが把握できたのではないかと思います。

受講者の声

  • 初めてのインバスケット演習でしたが、これほどまでに集中して物事に取り組んだのが、とても久しぶりで良い刺激になりました。
  • 後輩のモチベーションを上げるきっかけとなる言葉を、多く吸収できました。
  • リーダーシップに対する考え方が変わった。中間管理職としての意識改革が出来た。

実施スケジュール

所要時間 研修テーマ 実施形式
午前 1.私たちに求められる機能
(1)マネジメントとリーダーシップ
(2)私たちに求められる能力
2.インバスケット演習
(1)解説
(2)個人ワーク(案件処理)
レクチャー
セルフワーク
午後 2.のつづき
(3)指定案件グループ討議・グループ案作成
(4)グループ案発表・質疑応答
(5)講師フィードバック
(6)課題設定のプロセス
(7)効果的な業務遂行
(8)意思決定の留意点
(9)インバスケット自己診断・相互感想交流
まとめ
セルフワーク
グループディスカッション
【研修実施レポート】1/24(金)大手テレビ放送局様「マネジメント力強化研修」講師写真

講師 : 小竹 真由美 氏

講師より
業務遂行・問題解決スキルの発揮においては、今回の研修での気付きをヒントにして、今後の実務経験を通じて、必要とされる能力要件の発揮度をさらに高めることが可能と考えます。今後は一層、対人面のリーダーシップ、コーチングスキルの啓発にも力を入れていきましょう。

他の研修について

> 『集合トレーニングプログラム』についてはこちらをご覧ください。
> 集合トレーニング(研修)の「行動定着」「効果測定」のため、併せて「継続トレーニング」の実施を推奨いたします。