2018年2月下旬、東京の大手通信業様にて「若手企画部門社員対象 プロダクト力向上研修」を実施し、2日間で20名の方々にご参加いただきました。

当企業様は、若手企画部門社員に対して、下記の課題・要望をお持ちでした。
・組織が大きく、分業制になっているので、若手社員がものづくりの全体の流れをイメージできていない。
・他部署からの異動者もいれば、新卒から当部署に配属された人もいるので、ベースの知識は人それぞれで、知識や発想力に差がある。
・若手にはどんどんアイデアを出してほしい。また、アイデアはあるものの、実現性を考えて提案しない人がいる。独りでやることは無いので、周囲を巻き込む力をつけさせたい。

そこで今回は、若手企画部門社員を対象に、発想力の強化とともに、商品が具現化するまでのフロー(マーケティング~発想~企画~実現)の理解をすることを目的にした「プロダクト力向上研修」を実施いたしました。

今回は、具体的な自社製品の演習テーマを通して、受講者それぞれの知見やアイデアが充分に発揮できた内容だったと思います。

講義におきましては、ものづくりにおいて、とかくプロダクトありきの傾向が多くの企業様に見られますので、あくまでも「顧客や市場」を見据えたマーケットインを意識できるよう強調いたしました。

「3C分析」や「マーケティングの4P」、「FABE理論」等、冒頭は基礎的な概論説明ではございましたが、誰もが知っている商品づくりの他社事例を多く取り入れて説明することによって、より興味深く、受け止めていただけました。

また、ワークの成果もターゲットや具体的な顧客イメージを示した内容が多く、効果があったと存じます。

コストの見積もりやマネタイズしていく仕組みの経験が少ない方におきましては、実務を通して強化していただくことが必要です。今回の参加者の皆様は、実際には発想やアイデアレベルを十分持ち合わせておりましたので、今後、計数知識やファイナンスの部分をより強化されるとより実現性の高い企画ができてくるものと考えます。

マーケティングやプロダクトマネジメントの知識を有している方には、いささか物足りない点もあったかもしれませんが、実践中心のワークを通してあらためて知識やスキルの大切さを感じていただけたかと思います。

今回は特に、実践的な内容を中心に学び・ご理解していただけたようですので、今後の参加者皆様の発展に寄与されることを期待いたします。

受講者の声

  • どう発想し、どう具現化し、どう裏づけするかの方法を学べて良かったです。今回テーマが決まっていて、そこからのアイデアだったので何もないところからどうするべきかも更に知りたいです。
  • “企画”に対して身近になった。若手だけでなく、社員として経験したメンバーも混じえてディスカッションしたい。
  • とても参考になりました。企画未経験者に適切な研修だと思います。

実施スケジュール

※オリエンテーション

  1. プロダクト概論:
     「マーケティングと販売の違い」「プロダクトアウトとマーケットイン」他
  2. 調査・分析力:
     「3C分析」「マーケティングの4P」各演習問題 他
  3. アイデア・発想力:
     「購買スタイルの変化」「購買心理の8つのステップ」「クリエイティブシンキング」 他
  4. 企画立案・計画:
     「プロジェクトの進め方」 他
  5. 企画書作成:
     「プロジェクト計画」「テーマ課題確認・分析作業」 他
  6. プレゼンテーション
  7. まとめ

講師写真

講師 :田上 和徳

講師より
私の基本コンセプトである「楽しみながら、自分で答えを出しながら学んでいただく」が実現できたと思います。今後の社内プロダクト構築推進プロジェクトにぜひ活かしていただけることを願っております。

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