2018年6月中旬、群馬県の農業用品製造販売会社様にて「女性社員対象 キャリアデザイン研修」を実施し、17名の方々にご参加いただきました。

今回の企業様は、行政から女性活躍推進に関するアンケート提出や指導を受けたことがきっかけで、研修導入に至りました。そして全ての女性社員に対して、

・現状すぐに管理職などにできる人材がいない。
・改善思考が無く、現状維持を好む意識の社員が多く、キャリア形成への意識が低い。
・キャリアアップ思考の社員とそうでない社員を選別したい。
という課題をお持ちでした。

そこで今回は、女性の若手社員が自身のキャリアプランを見直し、社内でのキャリアアップを目指したいと思わせるための「女性社員対象 キャリアデザイン研修」を実施いたしました。

研修の冒頭では、「振り返りシート」を使い、入社してから今までの経験をメンバーと一緒に共有していただきました。職場経験を自己で振り返るだけでなく、メンバーと情報交換し合うことにより、お互いに関心を高め、共感の状態をつくれたこと、また、発表者に対して、メンバーから質問を受ける時間を増やしたことで、受講者の気づきと一体感を高めることにもつながったと思います。

変化対応力診断では、他者と自己の相関、変化と維持の相関がみられますが、他者と自己の相関では、自分のほうに関心が向く方が多く、物事を粘り強くやり遂げ、自分との人間関係のつながりを大切にして、自己管理もしっかり行う傾向が見られました。変化と維持の相関では、維持の傾向に偏りがある方が多く、急激な環境の変化には守りの姿勢になりやすい傾向が見られました。まとめとして講師から解説を行いました。診断の結果については、気づきの大小はあるものの、今後の啓発項目が明確になった、自分のイメージ通り、腑に落ちたという感想が多く見られました。

次に、期待される役割のテーマで、体験型実習「コミュニケーション・Kゲーム」を行いました。「仕事の生産性を時間で競う」「皆が満足できる仕事を行う」という二つの目的で、グループに分かれて行いました。受講者の日頃の業務の取り組み姿勢が顕著に表れており、一人ひとりが自己の役割に対して責任と自覚を持って業務を着実に遂行する姿勢が窺われました。振り返りでは、上司、同僚、後輩から期待される役割について改めて認識できた発言が多く見られました。

まとめとして、講師からフィードバックを行い、組織の中のチームワークの重要性、目的の共有、意思疎通を図るための「報・連・相」の重要性について解説を行いました。今回の研修で、各々が忙しい毎日を送る中、職場で期待される役割を共有し、認識合わせができたことは、相互のモチベーションアップにつながったのではないかと思います。

今回の研修の気づきを生かし、女性のパワーで、職場が一層活性化されることを期待したいと思います。

受講者の声

  • 当社としての初めての研修でもあり、なかなか無い女性だけの1日を過ごし、とても濃い時間であったと思います。研修で学んだこと、各拠点のお話などを活かし業務に取り掛かりたいと思います。
  • 変化対応力診断(IAC)自己診断はとても参考になった。この診断をもとに意識・行動の見直しを行いたいと感じたため、こういった自己分析を別手段でも行ってみたい。またキャリアアップを考える上での(女性社員の)意識等をどのように持っておくべきか教えて頂きたい。
  • 研修を受ける前は、年齢の制限があった方が良いのでは?と思っていましたが、色々な気付きがある内容だったので、受講して良かったと感じています。自己紹介の時など時間がわかる様にして頂いたので、とても無駄がなくスムーズに進行されていたと思いました。
  • 説得力のある説明に加え、横とのつながりも深まるケーススタディが詰まっていて充実感があった。

実施スケジュール

※オリエンテーション

  1. 今の時代に求められる女性のキャリアとは
  2. 自己理解
  3. “私らしく”働くための考え方【講義+診断】
  4. 私たちに期待される立場・役割とは
  5. 組織の中での効果的なコミュニケーションスキルとは
  6. まとめと質疑応答
  7. その他

講師写真

講師 :小竹 眞由美

講師より
一方的な講義ではなく、双方向のコミュニケーションを心がけたこと、グループ討議を増やし、相互交流を増やしたことで、職場で期待される役割を共有すると共に、女性社員全体で自分たちのキャリアを前向きに捉えていただける契機になったと感じます。

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