研修の目的と当日の様子

2016年3月中旬、大阪市内の大手物流会社様で「OJTトレーナー研修」を実施し、19名に受講いただきました。

こちらの企業様は、輸送・保管・情報システムなど、企業の物流業務をトータルでサポートしていらっしゃる企業様で、新入社員の教育方針や指導・方法は個人に任せていらっしゃいます。そのような中で各拠点の新入社員の退職率の増加に課題を持たれており、昨年より弊社に当研修をお任せいただいております。

退職する新入社員からは・・・
「業務指示があまりされておらず、放置されているような状況がある」という声があり、
係長・課員を持つ先輩社員はマネジメント研修を受けていないことや、社歴や業務スキルが高い方をマネジメントの立場につけていることもあり、効果的な指導ができているかが不透明な状況でした。

そこで今回は、新入社員の退職率を下げるべく、OJTの目的や必要性、効果的な指導方法を理解し実践できるように「OJT研修」を実施しました。

【研修実施レポート】3/11(金)大手物流会社様「OJTトレーナー研修」

昨年実施した内容に加え、今回は「指導方法タイプ別診断」と「部下のタイプ別診断」を取り入れました。これにより、それぞれに合った指導方法を理解し、相手の状態に適した指導をすることにつながります。実際に診断することで、受講者の納得度がより高まったようでした。

受講者の方々は、これまで独自の方法で行っていた指導で、良い点があることが裏づけされた一方で、改善点も多く見つかったようで、今後に向けて前向きに取り組んでいらっしゃいました。特に、OJT指導は組織に影響を及ぼす以前に、自身の業務や成長にダイレクトに関わってくることに気づかれた点が、大きな発見であったようです。

今回の研修を通じて、

  • OJTの基本や効果・目的を学び、トレーナーとして質の高い人材育成ができるようになる
  • OJTの手順として必要な育成計画の立て方や実施方法を学び、日々の指導に活かせるようになる
  • 個人・組織タイプ別など、OJT対象者個々に対応できるノウハウやスキルを身につける

上記3点を習得し、受講者は満足感を持って自身の現状の課題を受け入れていました。

研修時にまとめた「OJT計画シート」を職場で実践していただき、1ヶ月後実施状況を提出していただきます。職場での行動が研修の成果なので、確認させていただくことを今から楽しみにしています。

受講者の声

  • コミュニケーションスタイル自己分析診断が面白かった。自分の特性も理解できたし、教育等を行う際の参考に使いたい。
  • OJTとは基本的に自分が受けた通りに後輩にしてしまうものだと思いますが、このような機会があることによって適切なアドバイスが出来るようになる。

実施スケジュール

所要時間 研修テーマ 実施形式
午前 ※オリエンテーション
1.今ドキ新入社員の傾向と働く意識の変化
2.OJTの基本と効果・目的を学ぶ
3.マネジメントスタイル自己分析診断
セルフワーク
グループディスカッション
午後 4.OJTの具体的手法と実行方法を学ぶ
5.OJT指導者としてのコミュニケーション術
6.OJT指導者としてのスキルアップ
7.振り返り・まとめ
セルフワーク
グループディスカッション

【研修実施レポート】3/11(金)大手物流会社様「OJTトレーナー研修」講師写真

講師 : 田上 和徳 氏

講師より
定性的な能力や可視化しにくいレベルの判断基準を明らかにするアドバイスをさせていただきましたが、今後も育成効果を測定するためにも能力や行動を数値化する視点を持っていただければと思います。

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