2017年9月上旬、山梨県の食品製造・販売会社様にて「社員としての派遣スタッフ応対研修」を実施し、19名の方々にご参加いただきました。

今回の企業様は、派遣社員の方への指導社員層に対して、
・派遣社員、契約社員が正社員の対応に不満を持っており、定着しない。   
・良くない対応の例として、あいさつをしない、社内規則を守らない中で派遣社員には守るよう指導をする、指導者としての責任感が感じられない、等々。
多くの課題をお持ちでした。

そこで今回は、自身の役割を理解し、指導する立場として必要な対応力を醸成するための、「社員としての派遣スタッフ応対研修」を実施いたしました。

【チームワークを成立させる】では、仕事の成果を正しくあげるために職場はどのような組織でなければいけないかということを考察していただきました。ただし組織は個人の集合体ですので、個人それぞれがどう振舞うべきか、どのような力を持っているべきかを振り返りました。診断表を用いて各位の行動診断をしていただきましたが、それぞれが自身の言動の傾向を認識していただけたかと思います。

【職場の風土を劣化させない】では、日々のささいな振舞いが職場風土に大きな影響を与える、故に基本的な礼儀正しい振舞いが必要であるということを確認しました。実際にどのように形を作っていくべきか実技演習も行ないました。
仕事が機能的に進まなければ、どんなに人間関係を構築しようとしても職場の風土は劣化します。基本的な仕事の改良法と行動のあり方について確認しました。

【正しい仕事が成立するために必要なもの】では、他人同士が仕事をしていくためには、思考力に基づいた思いやり、そしてそれを実践する行動力が必要なため、それぞれの能力の意義と伸ばし方について確認しました。

【派遣社員・契約社員を理解する】では、無意識に「区別」ではなく「差別」をしてしまうことが無いよう、気をつけるべき心構えを整理しました。殊にいささかでも「見下す」態度があったとしたらそれはまず人として成立しないと申し上げました。逆に派遣社員・契約社
員の方々のありがたさを再確認すべきであることも申し上げました。

社員としての能力や機能が成立していない人は「派遣社員対応」以前の問題であると小職は考えます。社員として、管理者として機能しているかの考察をしていただいたことで、今後の改善を期待します。

受講者の声

  • 日々の自分の当たり前が、みんなの当たり前では無い事を再認識致しました。「職場の雰囲気は、正しい姿勢と明るい挨拶から」を実践していきます。本日は改めて自分を見つめ直す事が出来ました。
  • 分かりやすい内容で、派遣の人への接し方だけでなく、社員同士のコミュニケーションや仕事の進め方についても学べて良かった。
  • 自分は今年の新入社員で会社のことが分からないことが多かったのですが、今日の研修を通して今までよく分からなかったことを理解することができました。

実施スケジュール

※オリエンテーション

  1. チームワークを成立させる
  2. 職場の風土を劣化させない
  3. 正しい仕事が成立するために必要なもの
  4. 派遣社員契約社員を理解する
  5. まとめ

講師写真

講師 :長谷川 孝幸

講師より
正社員の方々は若くても派遣社員の方達に対して強くものを言わなければいけないこともあります。そのため偉ぶらず、しかし毅然と振舞うことは必要不可欠です。研修で身に着けていただいたその点を特に、実践で活かしていただくことで定着に改善が見られると思います。

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