2018年2月中旬、大阪府の物流業様にて「管理職層対象 ダイバーシティ研修」を実施し、29名の方々にご参加いただきました。

今回の企業様は、グループ全体として、女性の活躍推進を図るため、全員がダイバーシティの考え方を理解し、様々な社員の状況を受け入れた働き方の実践を目指していらっしゃいます。そのような中、
・女性社員が育休で休むことや、家庭の両立から残業ができない場面等で、(表立った批判は無いまでも)理解せずに嫌悪感を持っている風潮が残っている。
・そのような環境下で、女性社員自身も後ろめたさを感じている。
という課題をお持ちでした。

そこで今回は、女性が活躍しやすい組織を作るための男性社員の理解、および女性自身が家庭と両立しながら働きやすいと感じる環境の構築を目的とした「管理職層対象 ダイバーシティ研修」を実施いたしました。

研修の進め方としては、脳科学を切り口にして、男女の考え方や感じ方の違いを学んでいただきました。

女性脳については、スムースにイメージしていただけるよう普段の生活で起こりがちな事例を多く取り入れました。また、現場の情報交換や気づきの共有を深めるために、グループ討議の回数を増やしました。

結果、各グループでは、和やかに情報を共有している様子が窺われ、その後の事例研究での討議の活性化につながりました。受講者全員が発表の機会があったことも奏して、研修の中盤から受講者の多くは、課題に真摯に取り組み、何がしかを習得しようと真剣な態度で受講する姿勢が顕著に見られました。最後の課題の共有においても問題意識の高い内容があり、管理者同士の認識を深める機会となったと感じました。

感想交流の中では、「男女脳の違いは興味深かった、理解できた、自身の振り返りに役立った、共感の重要性、プロセスの評価、面談の進め方についての気づきがありました」等というコメントが多く見られました。

アンケートの結果を見ましても、研修の目的の理解・学び・職場での実践とともにほぼ全員の方の気づきがありましたので、管理者の意識改革の第一歩しては、効果的な研修になったのではないかと思います。

男女の脳の違いを知ることにより、『自らの思考や感性(=脳)とは違うタイプの思考や感性のありようを理解し、互いの居心地を良くすると共に、組織力を上げていくこと』を目指すために、男性管理者に留まらず、幅広いメンバーへの受講をお勧めいたします。

受講者の声

  • 男性と女性の脳の違いから考え方の違い等、これから相談・指導する時には今日の研修を活かしていきたいと思う。
  • ダイバーシティに対する根本的な考え方を学べてとても役立った。明日から実践しようと思います。
  • 女性の考え方・行動が分かり今後女性とのコミュニケーションを活かしたいと思います。

実施スケジュール

※オリエンテーション

  1. なぜダイバーシティマネジメントが求められているのか
  2. 企業を取り巻く環境変化と女性活躍推進:
     ①女性活躍推進が求められる背景
     ②女性活躍により期待できる効果 他
  3. 女性の特性を発揮させる「女性のマネジメントと育成法」:
     ①女性の特性・能力を理解する
     ②傾聴・受容
     ③共感・ケースⅠ(コミュニケ―ション) 他
  4. グループ討議:
     「本日学んだことをどのように職場で実践するか」
  5. まとめ

講師写真

講師 :小竹 眞由美

講師より
管理者の方々には、今後も継続して意識を高めるために、定期的に職場実践の共有の場を設定されることをお勧めいたします。

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