2018年7月下旬、東京都の鉄鋼関連課会社様にて「管理職層対象 人事考課研修」を2日間に渡り実施し、16名の方々にご参加いただきました。

今回の企業様は、人事考課者である管理職層に対して、
・私意の入らない、平等な人事考課をしてほしい
・評価軸や、評価における注意事項を身につけてほしい
というご要望をお持ちで、毎年当研修を実施ししていただいています。

そこで今回は、公平な評価をするための評価者としての注意すべき点と、評価面談でのFBスキルを身につけるための「人事考課研修」を実施いたしました。

1日目は、管理職としての役割認識醸成と、部下に評価結果を素直に受けれいてもらうために必要な、コミュニケーションの中でも聴く力の必要性とコーチングフロー理解をしていただきました。コーチングのロープレの様子を1グループごとに見ていくと、傾聴と共感のスキルが不足しているように感じました。

これは、他社様でも多い傾向ですが、人はどうしても自分が話をしたい、自分が見つけた解決方法を伝えたい、などティーチング寄りな面談内容となってしまう傾向がございます。そのたため、そのやり取りを聴いていると、本当に必要な問題や課題を掴み切れず、結果部下の悩みの解決には至らないまま、評価内容の報告⇒目標設定と流れてしまうケースが多く見受けられました。

2日目は、より実践的に、人事考課時のヒューマン・エラーと意味や摺合せの仕方、等、フィードバック面談を見据え、実践的な評価・面談の仕方を身につけていただきました。

ティーチングとコーチングの違いを理解するのには、繰り返し練習する他ありませんので、できれば、参加者の皆様で繰り返しロープレを行ってもらうことをお勧めいたします。それが難しいようでしたら、少なくとも、次回フィードバック面談の前に、再度、コーチングのフローなど、今回の研修資料を見返してもらえたらと思います。

受講者の声

  • 意外とコーチングを意識する様に試みて業務にあたっていたが、傾聴姿勢などが不十分という事実も気付けた。今回の資料を復習し、人事考課に活かしていきたい。
  • この度は貴重な体験をさせて頂き有難うございました。会社の貢献の為にも、積極的に人事研修に参加させて頂きたいと思います。
  • 初めて気付くことが多くあり、とても参考になった。
  • 傾聴と共感の難しさを理解し、同時に必要性も感じた。自身の今後の部下への接し方に役立つ。

実施スケジュール

※オリエンテーション

  1. 管理職の役割
  2. コミュニケーションと聴く力
  3. アサーティブなコミュニケーションを取る
  4. 人事考課
  5. コーチング・フィードバック面談
  6. まとめ

講師写真

講師 :平野 裕子

講師より
毎年必ず問題になるのが、評価1を付けることと、2と3の評価で迷った時の判断の仕方です。この部分を早い段階で、全社で統一できるようにすることが、人事考課制度の正常かつ有効な運用に不可欠だと感じました。その上で研修を実施しますと、より効果的です。

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